ひとりの夜、ムスクの香りのキャンドルを灯し、部屋の電灯を消した。
いつもの薬を飲んで、安らかな眠りと健やかな明日をひそかに願いつつ天井をふと見上げると、キャンドルの炎が、思いがけず明るくあたりを照らしていた。
「少年のグレゴリアン」
BOYS AIR CHOIR
1. 救い主なるキリスト(グレゴリオ聖歌)
2. ゼア・イズ・ノー・ローズ(イングリッシュ・キャロル)
3. 聖母マリア(マクグリン)
4. スターバト・マーテル(ステッファーニ)
5. エヤ・マーテル(ステッファーニ)
6. ザ・ロード・アワ・プロテクター(ジェンキンス)
7. 久しく待ちにし(フレンチ・キャロル)
8. スターバト・マーテル(ヴィヴァルディ)
9. オ・クアム・トリスティス(ヴィヴァルディ)
10. 来れ,つくり主なる聖霊(バロウズ&ミルマー)
11. 聖パトリックの鎧の胸当て(バロウズ&ミルマー)
12. 荒野の果てに(フレンチ・キャロル)
13. キリストは勝てり(グレゴリオ聖歌)
先週末、寝室のスピーカーの位置を移動したせいか、中低音域がよく響いて安定した音になりました。
合唱曲って、教会やホールなどで録音された音の独特さが良かったりしますけれど、スタジオ録音の冷たさを感じず、彼らの澄んだ声がとてもあたたかく感じられるアルバムです。
*** 岩手・宮城内陸地震
この日の朝、休日だったのでゆっくり寝ていたところに強めの揺れで目が覚めました。
夫はすぐに飛び起きて、部屋の窓などを開けたようでしたが、
私のほうは薬が効いていたせいもあり、半分寝ながらライトスタンドが倒れないように押さえるのが精一杯でした。
幸い被害は何もなかったのですが、今も時々余震を感じることがあります。
この度の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。