暖かな秋の日のドライブ。
「丈六阿弥陀堂・
八槻武家屋敷」と書いた看板がふと気になり、小道へ入った。
棚倉町の静かな町並みの、本当に目立たない場所にひっそりと。
門の中をのぞくと、最近まで暮らしていたらしい建物も。
藁葺き屋根は綺麗に残っていた。
でも、阿弥陀堂がある丘に登ってみないと見つけられないほど鬱蒼とした木々に隠れていた。
ほんとに、ひっそりとしてる。
こういう場所が好きなのだけど。
ちょっと足を伸ばして、塙町へ。
一度道の駅で買って帰ってはまってしまった、
こんにゃく餅。
あけびのほのかな香りと、なんとも言えない食感。
しっとりとした餅に、羊羹の欠片がちょこっとずつ入っている。
今回は、直接
「菓子司 陣野」さんのお店を訪ねた。
この包装紙がこれまたツボ。
小さくて静かな町や村ほど、小さな発見が嬉しくなる。
こころ散歩の醍醐味。