この季節には珍しく晴れた日に、湯沢市に出かける。
暮らしている町より南にあるのだけど、雪深いので有名なところ。
湯沢に行く途中の横手市内で「除雪渋滞」にはまってしまってノロノロ運転。
なんと、国道の真ん中にまで2メートルくらいの雪があって、対向車が見えない。
珍しくて、雪の写真ばっかり撮ってしまう。
湯沢市の駅前商店街に入ると、町中の人が総出で雪かきや雪下ろしに追われていた。
子供からお年寄りまで、ほんとにみんなで。
お花屋さんのお花・・・いやに鮮やかな色をしてるなと思ってよく見たら、造花なのだった。
生きてるお花は、店内にあるらしい。
今回見たかったものがある
アエナ湯沢に入る。
名物「犬っこ」のものの他にも、川連漆器や、川連こけしを見かける。
お店を出て、昔ながらの商店街をぶらぶら。
ここでも建物見物。ここはたばこ屋さん。
古くて良い感じの建物がそこここに見られた。
アーケードの途中に、いきなりぽっかりと。
なんだ?ここは?
ベンチもあるし、休憩所???
・・・と、引いて見たら鳥居が。
参拝したかったけど、こんな状態なのだった。
アーケードの町の裏は静か。
お寺も多く、情緒的。
町をちょっと歩いただけで、身体の芯まで冷えた。
市民プラザに寄って暖を取り、建物の前の犬っこにもお別れをして、日が暮れないうちに退散。
湯沢で一番に見たかった、しん粉細工の工人;佐藤雅三さんの犬っこをおみやげに。
阿吽の犬と仔犬の他に、亀や鯛、などの縁起物が並んでいて、雪深い土地の人々の願いが込められている。
とても寒かったけど楽しい散歩で、こころがあったまった気がした。
さて、これからの長い冬、がんばって乗り切らなきゃ。